今日は読売テレビ 開局55年記念ドラマ「お家さん」の特別試写会へ行って来ました。
◆読売テレビ 開局55年記念ドラマ「お家さん」◆
文明開化の時代を迎え、先行する欧米列強に負けない国造りを模索した明治。
始めて世界大戦があった大正。世界の列強と肩を並べ始めた昭和。
そんな時代に、国民の暮らしのために「商売」を大きくし、一軒の砂糖問屋から、
世界に股をかけた総合商社へと奇跡のような発展を遂げた商店が神戸にあった。
「鈴木商店」
砂糖や樟脳等の生活必需品から、鉄網から船舶まで幅広い商品を扱い、
取引相手は日本のみならず世界中。
日本一の年商を誇り、世界にその名を轟かせた巨大商社である。
そして、この巨大商社を作り上げたのは、一人の女主人と番頭だった。
鈴木よね−−−。
そして、
金子直吉−−−。
世界を見渡しても未だ女性の社会進出がなされていない時代にあって、
鈴木よねは世界各国にいる2万5千人もの社員のTOPに立った。
強い絆と信頼で結ばれた番頭・金子直吉と共に「鈴木商店」を日本経済史上、
稀に見るスピードで日本一の企業に成長を遂げさせたのである。
そして金子直吉は、一生を彼女に捧げ、次々と新しい会社を立ち上げ、
後に日本経済の怪物と呼ばれる事になる。
この物語は、鈴木よねと金子直吉が成し遂げた
「奇跡の航海」を描いたヒューマンドラマである。
実は私、お恥ずかしながら「鈴木商店」のことを今回の作品で始めて知りました。
全盛期の鈴木商店の売り上げは当時の日本のGNPの約1割、
三井物産や三菱商事をはるかに上回っていたそうです。
私利私欲を度外視し、日本という国が一流になるために全力で頑張った商人が
たった半世紀弱の短い間に日本一の企業として成し遂げた
…こんな凄い話、この年まで知らなかった自分にも驚きです。
作品紹介を読んだだけで本編を早く観たくなる衝動に駆られました。
まして鈴木よね役に大好きな天海祐希さん、
金子直吉役に小栗旬さんとは何とも魅力的なキャスティングです。
上映されたと同時に終了するまで吸い込まれるようにスクリーンに見入ってしまいました。
鈴木よねのそこはかとなく深い母性と愛情を天海さんが表現してらして、
鈴木商店が膨大になる前の丁稚さんたちとのやり取りが特に印象的でした。
そして金子直吉役の小栗さんとの深い信頼関係も胸を打つものがありました。
久々にガツンと面白いドラマだと思います。
思わず自分がサクサク仕事をこなし商売を成功させている錯覚になって気分が良くなりました。
そうそう、よねが雑巾をかけながら「商の神様は汚いところには来ない。」
みたいなこと言っていたのも印象的でした。
5月9日(金)よる9時より読売テレビ・日本テレビ系で放送されます。
とてもおもしろかったので放送日は是非また観たいです。
試写会の会場は銀座の東劇。
あまりに駅の真ん前なので何処か分からず危うく遅れるところでした。
2014年5月9日(金)夜9時より
読売テレビ・日本テレビ系全国ネット放送
試写会後のトークショーやQ&Aも天海祐希さんの魅力がたくさんで楽しかったです。
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